ズートピアですがごく一部で「つまらない」「面白くない」などの声もあるようです。
今回はそんな声を調査しました。

今日も見てくれてありがとう!
今回はズートピアについて調査したよ!
ズートピアが「つまらない」「面白くない」との声はなぜ?
2016年に公開され、アメリカや日本をはじめ世界中で大ヒットを記録したズートピアですが、検索結果に「つまらない」というワードが出てくるようです。
調査すると、次のような声もあるようです。
期待値が高すぎた?
ズートピアがつまらないと言われる理由の一つに「期待値が高すぎた」という声があります。
2016年に公開されたズートピアは、2017年にはアカデミー賞長編アニメーション映画賞やアニー賞長編アニメ作品賞を受賞しており、世界中で大ヒットした作品です。
しかし、あまりにも大きく話題となったことで期待値が上がってしまい、想像よりもつまらなかったと感じてしまった可能性が考えられます。



大ヒット作品で受賞したというのが仇となったのかもね…
差別がひどい?
ズートピアは差別や偏見といった深いテーマを取り扱っている作品です。
差別や偏見がよくないという単純なものではなく、誰でも差別や偏見を誰でも差別や偏見に繋がる価値観を持っており、それに気づくことの大切さがメッセージとしてあります。
そのため、一部の人からは「差別要素が多すぎる」「可哀想」という声が挙がってしまいました。
ズートピアは大人が観ても楽しめる作品であることは確かですが、大人こそ観て欲しい作品でもあるとも言えます。
差別や偏見が絶えない今だからこそ、観るべき作品ですね。
現代ではポリコレに配慮した映画も増えていますが「つまらない」と感じる人も一定数いるようですね。


ズートピアは本当につまらない?面白くない?視聴者50人の満足度調査
利用者50人にアンケートを取り、満足度や感想を調査しました。
結果はこちらです。


満足されている方が多いことがわかりますね。
- 調査対象者:ズートピアを見たことがある方
- 調査人数:50名
- 調査方法:Webアンケート
満足度ごとにそれぞれ感想を一例ですが紹介します。
非常に満足
満足
普通
やや不満
ズートピアのキツネの扱いがひどいのはなぜ?本作が伝えたいこととは
動物世界でのコメディ映画として国内外で幅広い人気を集めているズートピア。
夢や希望を失ったキツネ・ニックが楽園の秘密を解き、ウサギのジュディと共に世界を変えるために奮闘する物語となっていますが、検索結果に「キツネの扱いがひどい」というワードが出てくるようです。
調査すると、次のような声もあるようです。
アメリカではキツネのイメージが悪い?
ズートピアを見て思ったのですが、きつねのイメージが欧米では悪いのですね。 日本では神様の使いでもあるし悪いイメージだけではないのでピンときませんでした。 皆さんはどう感じました?
(引用:Yahoo!知恵袋)
アメリカではキツネのイメージが良くないのでは?との声が挙がっているようです。
日本のキツネに対するイメージは、縁起が良い動物とポジティブなイメージを抱いている人が多いのではないでしょうか。
特に野生のキツネに遭遇することは縁起が良く、「人を正しい方向へと導いてくれる」というスピリチュアルな要素も含まれています。
しかし、その一方でアメリカでのキツネのイメージは少しネガティブなようで、人を騙したり、ずるいといったイメージがあるようです。
また、日本人などのアジア人に対してキツネ目(つり目)のジェスチャーをした、スタバ店員がドリンクカップにつり目のイラストを描いたなどといった、差別的な言動も問題となりました。
日本でも差別は社会問題となっていますが、アメリカでは特に大きな問題となっています。
アメリカの人種差別問題は世界の中でも特に大きいことから、ディズニー作品にもキツネの扱い方に差別要素が含まれてしまったのでしょう。



ズートピアは社会問題や、どうあるべきかを教えてくれそうね
キツネは信用できない動物?
古くから、キツネは「騙す」「ずるい」などと悪いキャラクターとして扱われることが多く、縁起が良い動物として捉えている日本人でもよく聞く話です。
しかし、日本でも「狐を馬に乗せたよう」というということわざがあり、これは「落ち着きのないこと」「いい加減で信用できないこと」という意味があります。
そのため、キツネ=信用ができない動物として古くから言い伝えられていることが分かりますね。
本作では、キツネのニックがアイスクリーム屋への入店を断られたりと、キツネの扱いがひどいイメージが強いです。
また、キツネだけでなくウサギのジュディがウサギというだけでバカにされるというシーンも含まれており、差別的要素が多々含まれています。
映画ズートピアには、「差別や偏見はよくない」という単純なものではなく、誰でも差別や偏見に繋がる価値観を持っており、それに気づき意識的に考えていくことの大切さがメッセージとしてあります。
ズートピアは、登場人物の行動や気持ちを通して、無意識の偏見を意識化し、現実世界でも起こりうる人種差別について深く考えさせられるメッセージ性の強い作品です。
心の中にある差別意識や偏見に目を向ける、きっかけとなることでしょう。
ズートピアが人気の理由とは
世界中で記録的大ヒットとなったズートピア。
ズートピアは、ディズニーアニメーション第55番目の作品として2016年に公開されましたが、今もなお多くの人に愛され続けている作品です。
そこで、ズートピアの魅力を紹介します。
個性的なキャラクターたち
ズートピアの最大の魅力といっても過言ではないのが「個性的なキャラクター」です。
ズートピアには、故郷の田舎から憧れのズートピアにやってきた主人公のジュディや、夢や希望を失い後に相棒となるニックだけでなく、2人を取り巻くキャラクターたちの個性がとても豊かです。
登場するキャラクター一人ひとりの個性がとても豊かで、そのキャラクターの動物である特性を上手くとらえており、思わずクスっと笑ってしまうことでしょう。
身近な動物が面白可愛く登場するので、ぜひ自分好みのキャラクターを見つけてみてください。
今の時代だからこそ考えさせられる
ズートピアは単なる動物世界ではなく、大人こそ考えさせられる深い作品です。
ズートピアはディズニーのアニメーション映画として久しぶりの動物映画であり、子ども向けの可愛らしい作品と感じた人も少なくありません。
ですが、実際にはズートピアは世界中で起こる普遍的な問題を描いており、アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞しているのです。
アメリカではキツネに対してネガティブなイメージがある通り、ズートピアでも登場するキツネに対して理不尽なできごとが降りかかります。
また、キツネだけでなくウサギや他の動物にも差別要素が含まれており、現代の生活にも起こりうる問題が上手く描かれています。
ズートピアは、子どもはもちろん大人も楽しめる作品です。
しかし、人間社会にも通じる深いメッセージが隠されているため、差別や偏見について考えさせられることでしょう。



子ども向けっぽいけど、大人にも考えさせられる作品よ
ズートピアについておさらい
ズートピアとは、2016年に公開されたアメリカ合衆国のコメディ・アドベンチャー映画です。
ディズニーの長編アニメーション映画であり、日本では2016年4月23日に公開されました。
動物が人間のように暮らす大都会であり、肉食鉱物や草食動物が共存する・ズートピア。
幼い頃から警察官になることを夢見ていたウサギの主人公・ジュディと、夢を忘れていたニックを相棒に、楽園に隠された驚くべき事件に挑む感動のストーリーです。
本作は、全世界合計興行収入が10憶ドルを突破しました。
項目 | 内容 |
---|---|
公開年 | 2016年(日本では4月23日公開) |
制作 | ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ |
監督 | バイロン・ハワード、リッチ・ムーア、ジャレド・ブッシュ(共同監督) |
主要キャラクター | ・ジュディ・ホップス(ウサギの女性警官) ・ニック・ワイルド(キツネの詐欺師) |
ストーリー概要 | 動物たちが暮らす大都会ズートピアを舞台に、新米警官のウサギのジュディと詐欺師のキツネのニックが、連続行方不明事件の謎に迫る |
受賞歴 | ・第89回アカデミー賞 長編アニメーション賞 ・第74回ゴールデングローブ賞 アニメーション映画賞 ・第44回アニー賞 6部門受賞 |
興行収入 | ・全世界:約10億2,378万ドル ・日本:約76億3,000万円 |
特徴 | ・差別や偏見などの社会問題を扱ったメッセージ性 ・緻密なCGアニメーション技術 ・動物たちの特性を活かした街づくり |
公式サイト | Disney – ズートピア |
ズートピアはどんな人に向いている?
今回はズートピアに対する声を調査しました。
ズートピアは、ディズニーの長編アニメーション映画であり、アメリカでは2016年3月4日に公開され、同年4月23日に日本で公開されました。
ズートピアは、動物たちが共存する大都会を舞台にした物語です。
ウサギの新米警官ジュディが、キツネの詐欺師ニックらと共に、陰謀に立ち向かい夢を叶えるために奮闘する姿が描かれています。
ズートピアが向いている人は次の通りです。
・差別や偏見について考えたい人
・個性や多様性を尊重する人
・夢や希望を持つ人
ズートピアは、差別や偏見に対するメッセージを発信する作品です。
また、個性と多様性を尊重する社会の大切さも伝えているため、このような深いテーマについて考えたい人に向いていると言えるでしょう。