日常的に使うことの多いペイペイですが、やめた方が良いとの意見もあるようです。
今回はそんな意見について調査しました。
今日も見てくれてありがとう!
今回はペイぺイについて紹介するよ!
ペイペイの罠?やめたほうがいいと誤解される理由
大半の方は便利だと満足しているのですが、やめた方が良い、罠だなどとの声もあるようです。
理由として次のようなものが挙げられそうです。
便利ですごく使ってるけど、そういった声もあるのね
やめたほうがいいと誤解される理由1:ポイント還元率が改悪した
スマホ決済サービスを選定するうえで重視するのは還元率ですよね。
ペイペイは還元率が大きく改悪した過去があります。
2019年9月30日までは、店舗での支払いで3%の還元を受けられていましたが、2019年10月1日からは1.5%に半減、そして2020年4月1日以降は0.5%まで下がりました。
そんなに還元率が変わっていたのね!
- 初期:3%(〜2019年9月30日)
- 中期:1.5%(2019年10月1日〜2020年4月1日)
- 現在:0.5%(2020年4月1日〜)
(出典:PayPay)
定期的なキャンペーン等もありますが、基本還元率0.5%は初期の約1/6の還元率です。
極端なことを言うと同額商品を6つ買って、やっと初期と同じ還元を受けられるのです。
初期から利用しているユーザーにとって還元率の改悪は面白くないので、他のスマホ決済サービスに移行する方もいるのです。
また、ペイペイの売上状況によっては今後も還元率が下がる可能性があります。
他社の事例ですと、楽天ポイントは2021年6月からポイント還元率が「100円につき1ポイント」から「500円につき1ポイント」へと大きく改悪しています。
ご自身の利用条件によってはペイペイ以外の電子決済サービスの方がお得に利用できるケースもあるので、確認してみましょう。
塵も積もれば山となるように年間等で考えると還元金額の差も大きくなります。
確かに初期から使っていた人は還元率が悪くなったことが気になるわね
サービス名 | ポイント還元率 | 利用できる店舗数 | 紐付けがおすすめのクレジットカード |
---|---|---|---|
PayPay | 0.5~1.0% | 1,000万ヶ所以上 | PayPayカード |
楽天ペイ(Android/iOS) | 1.0~1.5% | 約500万ヶ所 | 楽天カード |
nanacoモバイル | 0.5% | 約125万ヶ所 | セブンカード・プラス |
FamiPay(ファミペイ) | 0.5% | 約10万ヶ所 | ファミマTカード |
d払い | 0.5% | 約508万ヶ所 | dカード dカードGOLD |
au PAY | 0.5% | 約662万ヶ所 | au PAYカード au PAYゴールドカード |
LINE Pay | 0.5% | 約328万ヶ所 | 三井住友カード(NL) Visa LINE Payクレジットカード(P+) |
メルペイ | メルカリでの買い物時には1.0〜4.0%還元される ※メルカリ外ではポイント還元なし | 約269万ヶ所 | メルカード |
モバイルSuica | JR東日本グループのポイントサービス「JRE POINT WEBサイト」でモバイルSuicaを登録し、Suicaの入金残高で在来線に乗車すると2.0%、JRE POINT加盟店での利用で0.5~1.0%、モバイルSuicaへのチャージで1.5%還元される ※上記外ではポイント還元なし | 約157万ヶ所 | 「ビュー・スイカ」カード |
Amazon Pay | Amazonギフトカードで支払うと残高に還元。プライム会員は1.0%、通常会員は0.5%がギフトカード残高に還元される ※上記外ではポイント還元なし | – | JCBカードW |
やめたほうがいいと誤解される理由2:お金のチャージがめんどくさい
ペイペイは、登録したアプリにお金をあらかじめチャージしておくことで、支払いの際にアプリ内のチャージ残高から引き落とされる仕組みになっています。
ペイペイのアプリにお金をチャージするにはクレジットカードや口座と連動させる方法もありますが、万が一スマホを紛失した場合に悪用されてしまう可能性を考えると、コンビニATMで直接お金を入金するのが一番安心できる方法であるといえるでしょう。
しかしながら入金するためにわざわざコンビニに出向くのは時間も手間もかなりかかるため、面倒だと感じる人が多いのではないでしょうか。
「安全性を重視したいけど、いちいち入金しに行かないといけないのはちょっと面倒…」と感じてしまう人にはあまりおすすめできないサービスだといえそうです。
また、ペイペイで支払いがメインで普段は現金を持たない方もいますが、携帯の充電が切れてしまった時に支払いができなくなる可能性があります。
ある程度の現金は持っておきたいところです。
そうね、ATMで現金チャージならそのまま現金で使ってしまった方が楽って思ってしまうかも
やめたほうがいいと誤解される理由3:他の支払い方法と併用できない
キャッスレス決済でスマートに支払いを完了することができるペイペイ。
非常に便利なサービスであるといえますが、実は大きな落とし穴があります。
ペイペイは原則として他の支払い方法と併用することができません。
支払いの際にペイペイのチャージ残高が不足していた場合、一部だけペイペイで支払うということができないため、クレジットカードや現金での支払いをする必要が出てきます
SuicaやWAONなどの電子マネーとは違って、チャージ残高不足の場合に現金との併用ができないことはペイペイを利用する上で大きなデメリットであるといえます。
しかし、お店によっては一部現金やポイントで支払うことができるところもあるようですので、心配な場合には利用する店舗に前もって確認しておくとよいでしょう。
数十円不足してた場合、残りは現金で出したいって時あるものね
やめたほうがいいと誤解される理由4:無駄遣いが増える
ペイペイは現金を使わない“キャッシュレス決済”であることから、お金を支払っている感覚が鈍くなってしまう傾向にあります
それに加えて、ペイペイではドラッグストアやコンビニなど幅広いお店を対象としたキャッシュバックキャンペーンが充実しているため、普段のお買い物のついでに不必要なものまで買ってしまう状況を知らず知らずのうちに作ってしまいがちです。
そのため「ペイペイを利用してみたら無駄遣いが増えてしまった」と感じる利用者が多くいるようです。
ペイペイはポイント還元率が高く、キャッシュバックキャンペーンなどを定期的に実施しているためお得にお買い物を楽しむことができますが、それによって無駄遣いが増えてしまうようでは意味がありません。
ペイペイをお得に利用するためにも、浪費に繋がることがないように心がけて上手に利用するようにしましょう。
わかるわ、キャンペーンってついつい使いすぎちゃうのよね
やめたほうがいいと誤解される理由5:災害時に使えない可能性がある
ペイペイでは支払いの際にスマホを使用するため、万が一災害などによって停電や通信障害が発生した場合には支払いをすることができなくなる可能性があります。
実際に山間部などの電波が繋がりにくい場所ではWi-Fiの通信障害が原因でキャッスレス決済ができなくなるトラブルが多く発生しているようです。
また、災害によって避難を余儀なくされてしまった場合、スマホの充電が難しい状況が続くことでペイペイが利用しづらくなってしまうこともあり得るでしょう。
このような事態に備えるために、少しでも現金を手元に持っておいた方が安心です。
しかしながら現金による決済に依存しすぎることも災害時には大きなリスクとなり得るため、ペイペイなどのキャッシュレス決済の手段も併せて確保しておくと良いでしょう。
災害時でもキャッシュレス決済がしやすくなるような環境が将来的に整えられれば、ペイペイをもっと利用しやすくなる可能性も大いにあるといえるのではないでしょうか。
現金とキャッシュレス決済の両方をうまく活用するのがベストね!
やめたほうがいいと誤解される理由6:お店側のメリットが減った?
急成長を遂げているQR・バーコード決済サービスですが、一部の加盟店ではペイペイを脱退するという動きがあります。
国内最大手のペイペイは、2018年12月に始めた「100億円還元キャンペーン」から、各社が大型キャッシュバックキャンペーンを実施して利用者が急増し、2019年10月に消費税率を従来の8%から10%に引き上げたのに合わせ、消費喚起策として最大5%のポイント還元でキャッシュバックする政府の「キャッシュレス・ポイント関連事業」も追い風になりました。
ペイペイとしては国内シェアを上げるための作戦であり、加入者が一定数に増えたため、決済システム利用料無料期間は2021年9月30日をもって終了しました。
現在の決済手数料は1.6%と1.98%の2種類となっており、ペイペイの提供する「ペイペイマイストア ライトプラン」の契約有無によって手数料が設置されています。
これまで無料だったところが、最低1.6%の手数料を取られるようになるので、お店にとっては痛手です。
ただ、ペイペイの導入は新規ユーザーの獲得、防犯面での対策など多くのメリットがありますので、賛否が分かれるところです。
ちなみにペイペイの支払いで失敗したままお店を出てしまったケースやその対応についてはこちらのまとめています。
お店側もお客さんのニーズに合わせたいけど手数料はネックよね
やめたほうがいいと誤解される理由7:残高があるのに使用できないケースがあった
ペイペイですが残高があるのに使用できないケースがあるようです。
それではお店で使用する際に困ってしまいますよね。
具体的には下記のような理由が上げられます。
- 利用が制限されている
- 1日・1ヶ月のご利用上限金額を超えた
- 残高支払いになっていない
- 回線障害
- PayPay利用対象外のサービス
- スマホ側の不具合
- お店側の問題
- システム障害
自分のせいであれば、まだ納得もできますが、ペイペイ側やお店側の問題だと不満に感じますよね。
こちらの記事で細かく解説しているので、自分がどのケースに当てはまるのかチェックされるといいでしょう。
またペイペイマネーライトでの支払いができない意外な理由についてもこちらでまとめています。
やめたほうがいいと誤解される理由8:決済音が消せない
2024年時点でも、ペイペイの決済音を消すことはできません。
消せない理由としては下記のような理由があります。
- 決済確認のため(本人・お客さん両方)
- 認知効果を高めるため
音が鳴ってしまうため、恥ずかしいと感じる方もやはり多いようです。
音量を下げる方法など、こちらの記事に対策をまとめていますのでぜひ参考にしてください。
ペイペイを解約したい場合は?
ペイペイは便利なサービスで利用しなくても特にそのままで費用が発生することはありません。
ただ、情報管理などの観点から解約したい場合は、ペイペイアプリからのみ行うことが出来ます。
ペイペイアカウントの解約方法は下記の通りです。
- ペイペイアプリ右下の「アカウント」をタップ
- 「その他」をタップ
- 「アカウントの解約」をタップ
- 注意点に同意いただける場合は「解約手続きに進む」をタップ
- パスワードの入力が表示された場合は、パスワードを入力
- 詳細な注意事項が表示されるので、すべて確認し問題なければ「以上、同意します」にチェックを入れて、ページ最下部に表示される「同意して解約する」ボタンをタップ
- 該当の携帯電話番号に届いたSMSの認証コードを入力し、「認証する」をタップするとアカウントの解約が完了
解約の場合は上記の手順で行うこととなりますが、盗難等の理由で一時的に利用を停止したい場合は「ペイペイに登録している携帯電話番号」を確認し、以下の窓口へ連絡してください。
(連絡先)
ペイペイ携帯電話紛失・盗難専用窓口
電話番号 0120‐990‐633
営業時間 24時間受付中(出典:https://paypay.ne.jp/help/c0083/)
それでもペイペイの良い口コミはかなり多い!
やめた方が良いとの声はごく一部で大半は満足されています。
どんな声が上がっているのか具体的に紹介します。
良い口コミ1:ユーザー同士の送金や割り勘が便利
やめたほうがいい理由を挙げてペイペイががですが、中には「ユーザー同士の送金や割り勘が便利」という高評価な口コミも寄せられています。
ペイペイの送金機能は、アプリを利用するユーザー間でペイペイ残高にチャージした金額を1円から最大10万円まで、1円単位で家族や友人に簡単に送ることができます。
また、送金時の手数料もかからないだけでなく、一定の条件を満たしていれば送金されたお金を現金として銀行口座に出金することもできるのです。
友達と出かけた際に、立て替えてもらったお金を友達に渡すときや代金をみんなで割り勘するときなど、細かいお金のやりとりは誰もが「面倒」に感じていますが、ペイペイを利用することで簡単に送金・割り勘をすることができるため、ペイペイユーザーの多くが便利に感じているのです。
ご自身の状況にあわせてペイペイを使いと良いでしょう。
送金機能とっても便利よね!割り勘のときによく使うわ!
良い口コミ2:導入店舗数が多く、非常に便利
ペイペイ対応の加盟数は順次拡大しており、「ICT総研調べ」2020年1月QRコード決済の利用可能店舗数に関する調査によると、全国100地点(都道府県ごとの徐降客数の多い駅を中心とする半径500m以内)の利用可能店舗数をカウントしたところ、調査した全ての地点においてペイペイがトップだということが明らかになりました。
2024年現在では全国で410万ヶ所以上で利用でき、提携するお店も増加傾向にあります。
ペイペイの導入店舗数が多いことでペイペイを利用できるケースが多くなり、現金を持ち歩く必要がなくなるため、さらにペイペイの利用率は上がっていくことでしょう。
最近は現金が使えないお店もあるぐらいだものね
良い口コミ3:ポイント還元でお得
ペイペイのポイント還元率は現金よりも断然お得であり、ペイペイでお買い物をすると、購入額の最大1.5%がペイペイ残高として還元されます。
ペイペイ支払い特典の基本付与分は0.5%です。
ペイペイで決済した金額の0.5%がペイペイポイントとして、決済日の30日後に付与され、たとてば8月1日に1000円分の商品をペイペイで決済して購入すると、8月31日に5円相当のペイペイポイントを貰えます。
店頭での支払い(バーコードを提示、QRコードを読み取り)やインターネットでの支払いなど、いずれも原則として付与率は0.5%となります。
また、ペイペイでは一定の条件をクリアすると、ペイペイ支払い特典の付与率は最大1.0%まで(ペイペイクレジットカードは2.0%)アップし、さらにお得になるのです。
(出典:ペイペイ)
この仕組みは「ペイペイステップ」というポイントアップサービスによるものであり、毎月決められた利用頻度や利用金額を達成すると、翌月の付与率がアップし、獲得できるペイペイポイントも増えるというわけです。
ペイペイステップの条件は、月内での支払い金額や支払い回数、対象サービスの利用などがあり、条件は月毎に変更することがあります。
毎月同じ条件をクリアしていれば付与率が上がるわけではないので、注意して下さい。
ペイペイステップの最新情報についてはこちらの公式HPをご覧ください。
ペイペイ(PayPay)についておさらい
「PayPay(ペイペイ)」は、スマホひとつで代金の支払いが可能なスマホ決済サービスです。
支払いの際に現金を使うことがない“キャッシュレス決済”であるため、ペイペイに対応している店舗であればどこでもスマートに支払いをすることができます。ペイペイはスマホに表示されたQRコードやバーコードを用いた決済によって支払いを完了させるシステムなので、おサイフケータイ機能に対応していないスマホ端末でも気軽に利用することが可能です。
ペイペイの利用者数は年々増加しており、現在までに登録者数が4,500万人を突破するほど人気を博しているサービスです。
お得なキャンペーンを定期的に実施していたり、ポイント還元率が高いことが主な人気の理由となっています。
お店側との現金のやり取りがなく衛生的であることも相まって、コロナ禍のこのご時世にピッタリなサービスであるといえるでしょう。
ペイペイはどんな人に向いている?
ペイペイはQRコード決済利用率No1であり、導入店舗数も2024年時点では1,000万か所を超えています。
多くの店舗が導入を進めていることから、今後さらに導入店舗数は増えていき、ペイペイの利用率も挙がっていくことが予測されます。
そのため、ペイペイは以下の人に向いています。
・現金を持ち歩きたくない人
・ポイントを貯めたい人
・レジでの混雑を避けたい人
・友人に送金をしたり、割り勘をする機会がある人
ペイペイはこれまでの現金支払いやクレジットカード払いにはないメリットがたくさんあります。
スマホ決済を取り入れ、ペイペイを利用することで生活はより豊かになっていき、さまざまな恩恵を受けることができるのです。
ペイペイの問い合わせ先
ペイペイでお困りごとの際は下記電話番号へお問い合わせましょう。
・サポート窓口の電話番号:0120-990-634
※24時間受付/土日祝日を含む365日
また、ペイペイをインストールしたスマホの紛失・盗難など緊急時の問い合わせ先は下記になります。
・携帯電話紛失・盗難専用窓口:0120-990-633
※24時間受付/土日祝日を含む365日
最後にペイペイの概要をまとめます。
項目 | 詳細 |
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企業名 | PayPay株式会社 |
設立 | 2018年6月15日 |
本社所在地 | 東京都千代田区紀尾井町1番3号 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー |
資本金 | 1,218億円 |
代表者 | 代表取締役社長執行役員CEO 中山一郎 |
事業内容 | モバイルペイメント等電子決済サービスの開発・提供 |
売上高 | 574億4200万円(2022年03月期) |
純利益 | ▲611億4000万円(2022年03月期) |
利用者数 | 4,700万人 |
加盟店数 | 1,000万ヶ所以上(2024年時点) |
公式サイト | PayPay公式サイト |