甲子園(高校野球)ですが毎年ドラマがある感動的なイベントな一方で、ネガティブな声もあるようです。
今回はそんな声を調査しました。
今日も見てくれてありがとう!
今回は甲子園について調査したよ!
甲子園(高校野球) がつまらない・持ち上げ過ぎでやばいとの口コミ1:世の中が野球一色になる
高校球児の頑張りを見て涙する人も多い一方で、複雑な気持ちを抱く人もいると言われている甲子園。
甲子園(高校野球)は次のような、つまらない・持ち上げ過ぎとの意見もあるようです。
好きな番組が観られない?
甲子園(高校野球)がつまらないと言われる理由の中に、テレビ放送が「高校野球一色」になるという理由が挙げられています。
春は選抜高校野球、夏は甲子園となり、大会期間中のテレビ放送は高校野球の特番が組まれますよね。
基本的にはNHKでの放送が多い高校野球ですが、民放で放送されるケースもあり、自分が観たかったテレビ番組が中止・延期になることも少なくありません。
感動の押し売り?
甲子園(高校野球)では、砂を集める高校球児、両手を合わせるチアガール、男泣きする監督、号泣する保護者、勝ったら指を立てて集合する高校球児など、感動するシーンが目立ちます。
しかし、そんな感動のシーンに対して「お涙頂戴感がすごい」と感じる人も不特定多数存在しているのです。
テレビのコメンテーターも感動させようとするような言葉選びをし、テレビ局サイドも感動的なシーンを必死に追いかけているように感じます。
頑張った高校球児や監督、保護者、応援団などは一切悪くはないのですが、そういった感動シーンに焦点を当て、前面に押し出しているところが「感動の押し売り」に感じてしまい、嫌悪感を抱いてしまうのです。
その一方で吹奏楽に対しても「かわいそう」との声も上がっているようです。
確かに、あまりにも大げさにされるとげんなりしてしまうよね。
甲子園(高校野球) がつまらない・持ち上げ過ぎでやばいとの口コミ2:強すぎてつまらない
甲子園(高校野球)は強豪高校が集まるため、強すぎて試合がつまらないと感じる人も多く存在します。
高校野球で毎年のように圧倒的な強さを誇る大阪桐蔭高校。
その強さは本物であり、2022年の大阪大会ではライバル履正社高校にも7対0で完封勝利、甲子園でも聖望学園に19対0で圧勝しました。
これに対しSNSでは「大阪桐蔭強すぎ」との声が寄せられ、大阪桐蔭の強さに圧倒される人が続出したのです。
大阪桐蔭が強すぎると言われる理由はいくつかあります。
・西谷監督が時間があれば全国に行き、U-15クラスの優秀な中学生をスカウトしている
・少人数精鋭で1学年20人しかいないものの、各選手が各都道府県で代表クラスのメンバーでレギュラーになる9人は日本代表クラス
・ベンチメンバーでさえも他の高校では主力クラス
・全寮制生活で3年間野球漬けの生活を送っている
・甲子園出場を目指しているのではなく、甲子園優勝を目指している
これらを見ると、大阪桐蔭の野球への熱量のすごさひしひしと伝わりますね。
決して他の高校が弱いのではなく、大阪桐蔭が強すぎるということは多くの人が感じています。
甲子園(高校野球)は強豪同士の試合であり、毎年どの高校が勝つのかドキドキ・ワクワクしながら観てしまいます。
しかし、あまりにも強すぎると、差が開きすぎてしまうため、観ている側も飽きてしまうようですね。
2024年現在、100回目の2018年大会以降優勝はないですが、ベスト4や8などいいところにはいきますよね。
同じ大阪といえば履正社、他県なら智弁和歌山、横浜、駒大苫小牧、東海大相模、青森山田など競合校は多いですよね。
回 | 年(元号) | 優勝校(代表地区) |
---|---|---|
90 | 平成20年(2008) | 大阪桐蔭(北大阪) |
91 | 平成21年(2009) | 中京大中京(愛知) |
92 | 平成22年(2010) | 興南(沖縄) |
93 | 平成23年(2011) | 日大三(西東京) |
94 | 平成24年(2012) | 大阪桐蔭(大阪) |
95 | 平成25年(2013) | 前橋育英(群馬) |
96 | 平成26年(2014) | 大阪桐蔭(大阪) |
97 | 平成27年(2015) | 東海大相模(神奈川) |
98 | 平成28年(2016) | 作新学院(栃木) |
99 | 平成29年(2017) | 花咲徳栄(埼玉) |
100 | 平成30年(2018) | 大阪桐蔭(大阪) |
101 | 令和元年(2019) | 履正社(大阪) |
102 | 令和2年(2020) | 新型コロナウイルス感染症の流行により中止 |
103 | 令和3年(2021) | 智辯和歌山(和歌山) |
104 | 令和4年(2022) | 仙台育英(宮城) |
105 | 令和5年(2023) | 慶応(神奈川) |
106 | 令和6年(2024) | 京都国際(京都) |
強豪校が代わり映えしないと、わくわくが減ってしまうよね。
甲子園(高校野球)の良い口コミ1:情熱が熱く感動する
毎年行われている甲子園(高校野球)は、高校球児たちが魅せる感動や奇跡に心を奪われてしまいますよね。
負けたら甲子園を去らなければいけない高校球児は、プロ野球とは一味違うスリル感があります。
高校球児たちは一瞬一瞬のプレーに全てを賭け、時には想像できないような大逆転劇も起こり得る甲子園(高校野球)は、例え知らない高校であっても、全力で頑張る高校球児たちの姿に人は心を奪われてしまいます。
甲子園(高校野球)は負けてしまうと、そこで終了です。
甲子園(高校野球)での試合で負けると、地元に帰らなくてはならないため、どの高校も負けるわけにはいきません。
そんな高校球児の想いがテレビからひしひしと伝わってくるのです。
大人になると「全力になる」という場面が少なくなり、夢や希望を失ってしまう人も少なくありません。
しかし、甲子園(高校野球)での高校球児のひたむきに頑張る姿は大人の心を動かし、勇気を与えてくれるのです。
甲子園(高校野球)の良い口コミ2:毎年ドラマがある
甲子園(高校野球)は、誰もが試合が終わったと思った瞬間に大逆転が起こったり、強豪高校として絶対的存在が敗退するなど、予想外の展開が起こります。
2023年の第105回全国高校野球選手権でも、実力のある報徳学園や東海大菅生などが敗退し、大きな反響を呼びました。
甲子園(高校野球)は勝ちだけではありませんが、勝たなくては次の試合に進むことができませんし、野球をすることができません。
甲子園(高校野球)は特に、最終回の9回にドラマが生まれることが多いことでも知られています。
5点差でもう完全に勝つことが予想されるような試合でも逆転することが多々あり、9回2アウトからでも、甲子園の長い歴史の中でも劇的な逆転試合がありました。
2024年も京都国際と関東第一が決勝でぶつかり、延長の末、京都国際が初優勝を飾りました。
関東第一があと一歩で勝てるシーンもあったので見ていてはらはらした人も多いはず。
甲子園(高校野球)には、ノーマーク高校の活躍やスター出現の瞬間など、漫画やドラマにも描けないような感動があります。
毎年毎年新しいスターが誕生し、それぞれの試合にドラマを感じることができるのも、たくさんの人が甲子園(高校野球)に魅了される理由の一つなのでしょう。
見てる側も緊張しちゃう!
ワクワクどきどきするね!
甲子園(高校野球)についておさらい
甲子園大会は、日本の高校野球における最高峰の舞台で、正式名称は「全国高等学校野球選手権大会」です。
毎年夏、兵庫県西宮市にある阪神甲子園球場で開催され、高校球児にとっては夢のステージですよね。
この大会は1915年に始まり、100年以上の歴史を誇っています。
全国各地の地方予選を勝ち抜いた代表校が集まり、熱戦を繰り広げるのですが、特に高校生たちの一生懸命なプレーが多くの人々を感動させる場となっていますね。
2024年現在では、47都道府県から49校が参加し、トーナメント形式で日本一を目指す流れとなっています。
甲子園といえば、劇的な展開やサヨナラ勝ちといったドラマチックな瞬間が印象的です。
延長戦や逆転劇が生まれるたびに、選手たちの全力の姿勢が私たちの心を揺さぶりますよね。
松坂大輔投手の「平成の怪物」としての活躍や、PL学園や大阪桐蔭といった名門校の激闘は、今もなお語り継がれているのではないでしょうか。
この大会の魅力は、勝利したチームだけでなく、惜しくも敗れた選手たちの姿にも表れています。
最後まで諦めない姿勢や、試合後の涙、チームメイトへの感謝の気持ちが、見る者の心に深く響きますよね。
甲子園は、まさに青春の象徴ともいえる場なのです。
また、甲子園で活躍した選手がプロ野球や国際舞台で活躍することも多く、未来のスターが生まれる場所とも言えるでしょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
開始年 | 1915年 |
主催 | 日本高等学校野球連盟、朝日新聞社 |
会場 | 阪神甲子園球場 |
出場チーム数 | 49チーム |
前回優勝校 | 京都国際(2024年) |
最多優勝校 | 中京大中京(7回)※2024年時点 |
公式サイト | https://www.jhbf.or.jp/ |
中止 | 第4回(米騒動)、第27回(関東軍特殊演習動員)、第102回(COVID-19) |
中断 | 1942年〜1945年(第二次世界大戦) |