社会経験や勉強のためにお子さんをボーイスカウトに入れたい親御さんも多いのではないでしょうか。
そんなボーイスカウトですが意外な理由からやばいと噂されているようです。
今回はボーイスカウトの加入で後悔してしまうケース、どんな家庭に向いているか解説します。

今日も見てくれてありがとう!
今回はボーイスカウトの後悔について紹介するよ!
ボーイスカウトで後悔するケース1:短期間では身につかない
ボーイスカウトはキャンプや自然体験のなかで自主性や協調性、社会性や責任感など生きていくうえで必要なことを得ることが出来ると言われていますが、中には入ったことを後悔する人も少なくありません。
ボーイスカウトで後悔した理由1つ目は「短期間では身につかない」というものです。
ボーイスカウトの教育システムは、水泳や塾などといった他の習いごととは異なり、新たなスキルや知識の取得を目的としているため、子どもたちが本来持っている能力や興味関心を発見し、認めてあげることで自ら成長する喜びを感じる経験を繰り返し与えます。
こういった経験を積むことで、自主性や協調性を学び、成長し続けることでより良い社会人に成長することを目的としているため、ボーイスカウトは非常に長期的なものとなるのです。
社会性や判断力といったものは保護者が伸びたと実感できるのは難しく、これらの特性は子どもたちが社会人となり活躍していく中で他の人たちと細かな差になって表れます。
そのため、短期的に大きな成長を望んでいる人には不向きであり、短期集中型の人がボーイスカウトに入ったことで後悔してしまう人が続出してしまうのでした。



友達にボーイスカウトの子がいたけど、確かに小さい頃からずーっとやっていたよ。
ボーイスカウトで後悔するケース2:金持ちじゃないとキツい?お金や時間に余裕がいる
ボーイスカウトで後悔した理由2つ目は「時間に余裕がいる」というものです。
ボーイスカウトは、キャンプや自然活動、ボランティア活動や募金活動などと活動のジャンルはさまざまです。
そして、子どもがボーイスカウトに入ることで、それらの準備、管理なども行わなければいけないため、親はお手伝いをお願いされることが多々あります。
デンリーダーなど、保護者のボーイスカウト運動への参加が教育システムの中に組み込まれており、カブ隊の「さだめ」やボーイ隊の「ちかい」を毎日の中で実践し、日常生活の全てにおいてその価値観を実践することを重要視しています。
また、その他にもカブスカウトの必修科目の中には家庭の生活の中で保護者に認定してもらう項目があったりと、制服を着て集会に参加している以外にもスカウティングは継続されるのです。
そのため他の習いごとよりも親の負担が増えることは確かであり、ボーイスカウトに入ってから親の手伝いの多さから後悔してしまう人が続出してしまうのです。
そこに伴い費用も嵩みますよね。



これは確かに親が大変そうかも…。
しかし、ボーイスカウトは仕事や子育て介護などで日々忙しい人でも活動に参加することが出来、所属する団や隊がサポートしてくれます。
ですが、お手伝いを依頼されることにストレスに感じてしまう人や、サポートされることに罪悪感を抱く人には不向きであると言えるでしょう。
ボーイスカウトは女の子でも入れる?条件とは
ボーイスカウトというと男の子が行うイメージですが、以下のような条件が合えば女の子も入れます。
・女性の指導員がいるか
・女子更衣室があるか
・汚れたり、多少の危険が伴う活動も平気か
・兄弟がボーイスカウトをやっているか
これらは一例であり、条件は団によって異なるため事前に確認することをおすすめします。
また、ボーイスカウトとは別にガールスカウトという団体も存在し、イギリスを拠点に146カ国にまたがる世界的な団体があります。
47都道府県に拠点があり、入ることが出来るのは就学1年前から成人女性も参加することが出来ます。
ガールスカウトとボーイスカウトの違いは、ガールスカウトの入会対象は女性ですが、ボーイスカウトは男女ともに入会することが出来る点です。
ガールスカウトはあえて女性のみで活躍することで少女と女性の力を伸ばすことが出来ると考えています。
実際に、未だに女性男性それぞれの役割に対しての固定概念があるのは事実であり、少年少女のころからそれらの影響を受けています。
そのため、女性指導のもとに女の子の可能性を伸ばすことが大切なのです。
ボーイスカウトはどんな家庭に向いている?
ボーイスカウトは自主性や協調性の他にも、計画性や国際理解、自然とのかかわり方や生きる力をも学ぶことが出来るため、かなり貴重な体験が出来るのですが、長期的で時間に余裕が必要であり、親への負担も多少なりともあります。
そのため、ボーイスカウトに入る人は、短期的でなく長期的な取り組みが出来る人や、親や子に時間の余裕がある人が向いていると言えるでしょう。
それぞれ解説します。
長期的な取り組みが出来る
ボーイスカウトは長期的な取り組みが必要であり、幼稚園の年長から入ることが出来ます。
活動内容は団や隊によって異なり、手旗やロープの練習、キャンプ生活の基本を押さえる、救急法を学ぶ、ボランティア、清掃活動、スポーツ、ハイキング、スキー・スケート教室、工作、果物狩り、演劇など野外活動を中心にさまざまな活動を行います。
キャンプは夏休みなどの長期休暇を利用して行われます。
長期的な取り組みによって子どもたちの責任感や社会性を身につけることがボーイスカウトの特徴なのです。



自然と触れ合いながら、生きるための力を養う活動は素敵
親や子に時間の余裕がある
ボーイスカウトでは、指導者と呼ばれるボランティアの人が子どもたちの先生として指導に当たりますが、親の手伝いが必要となるため、親同伴となることも多々あります。
このように、ボーイスカウトではさまざまな能力を鍛えられることで人気の取り組みと言われていますが、向き不向きがあるためしっかりと検討する必要があります。

